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基本を知って適切に対処

目

60才付近なら一層注意

放置しておいても問題ないのか確かめるためにも、飛蚊症に気付いた時は眼科医にチェックしてもらうことが重要です。浮遊物が目の前を行き来する飛蚊症は、視覚的なスッキリ感が阻害されるものの、その症状だけで目がどうこうなるという類のものではありません。生まれた時から飛蚊症を持っている方もいらっしゃれば、加齢によって生じただけで、とりたてて治療をしなくても良い場合が沢山あります。ですが、目はほかの身体器官と同様に、年を取れば少しずつ傷み始め、時として眼病を発症するケースもあるのです。飛蚊症はその過程で起きる症状ですから、その症状が出た際は万一のことを考え、目の中で進行している病気を突き止めなければなりません。特に60才付近で急に飛蚊症になられた方は、できるだけ日にちを置かずに眼科へ出向き、精密検査を受けてください。発症確率の高い眼病には後部硝子体剥離もあり、これは60才から半ばまでの方に多発する病気で、これを発端として、より大きな眼病を引き起こす場合があるのです。その中でもとりわけ留意しなければならないのが網膜裂孔となっており、後部硝子体剥離を発症した方では、概ね6%から19%が掛かると言われています。網膜裂孔は視力を支える網膜に穴が開く病気ですが、これを放置すればその穴から硝子体の液体が網膜の背面に回り、もしも網膜が剥がれれば失明へとつながるのです。これが飛蚊症を甘く見てはならない基礎知識になりますので、大病へと推移させないためにも、決して飛蚊症を見過ごさないでください。そのため高齢になってから飛蚊症が出た時は、後部硝子体剥離や網膜裂孔などが生じていないか、しっかり確認してもらいましょう。ただし、検査によって重い病気を確認できなければ、時折眼科で経過を診てもらうだけで済みますので、それほど身構える必要もありません。

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